工法紹介
エルニード工法 -スラリー系機械撹拌式ブロック状地盤改良工法-
エルニード工法は、現地発生土と固化材と水を原位置で専用のスケルトンミキシングバケットを用いて混合攪拌することにより、改良体を構築するブロック状混合処理工法です。
取得技術 GBRC性能証明08-22号
NETIS (旧)SK-180009-A
適用範囲
適用地質 地質及びN値に制限はなし(スラリー攪拌が可能であること)
適用深度 0.6m以上6.0m以下(改良対象土・現場の諸条件により適用深度を上回る施工が可能な場合があるため詳細についてはお問い合わせください。)
工法特徴
1. 狭隘な現場においても施工可能
スラリープラントやセメントサイロを使用せずにバックホウのみで施工を行うため、狭隘な現場や劣悪な搬入条件下においても施工が可能です。

2.砂礫地盤においても施工可能
ブロックごとに支持地盤または所定の深さまで掘削を行うため、玉石や転石が混在する砂礫地盤においても適用が可能です。

3.湧水が多い現場においても施工可能
施工時に湧水量に応じて加水量を調整するため、地下水位の高い現場や被圧地下水が認められる現場においても高品質な改良体を造成することが可能です。

施工手順
- 位置決め
施工ブロックの幅を確認する。 - 掘削
バックホウで所定の深さまで掘削する。 - 支持層確認
柱状図・コア写真と照らし合わせて支持層を確認する。 - 材料投入
決定された配合量に基づき、固化材・水・掘削土を投入する。 - 混合攪拌
上下攪拌を繰り返し、均質な改良体を造成する。 - フロー値確認
フロー値が許容の範囲内であることを確認する。 - 造成完了
所定のレベルまで改良体を造成し、次のブロックの施工に移動する。